取り皿と殻入れを分け、拭く物を手元へ

食卓には、次のように役割を分けて置くと使いやすくなります。殻入れには、家にある空の鉢や深皿を使いましょう。

  • 取り皿と箸:食べる身を取り分ける。人数分を用意する。
  • 殻入れ:外した殻をまとめる。取り皿とは別の器にする。
  • ぬれ布巾やおしぼり:手を拭くために手元へ置く。卓上を拭く布巾とは分ける。
  • 小皿:たれを使う人の分だけ添える。

殻を切るには、家のキッチンばさみを確認

まずは家のキッチンばさみの説明書で、カニの殻に使えるかを見ます。刃物メーカーの貝印の仕様説明には、細い刃をカニの脚に使えるキッチンばさみの例があります。

どのハサミでも硬い殻を切れるわけではありません。刃が進まない部分を力任せに切らず、手元の道具で扱える範囲にしましょう。紙を切る文房具のハサミで代用する準備にはしません。

身が抜けない脚は、殻を切って開く

ボイルズワイの脚は、関節の少し付け根寄りに上下から切れ目を入れ、殻を引いて身を抜く方法があります。抜けなければキッチンばさみで殻を切ります。図はニッスイの「かにの解体」で確認できます。

細い穴から箸で無理にほじり続けるより、身を取り出せるよう殻を開きましょう。開いた殻から身を箸で取り分ける段取りなら、専用のカニフォークを先に買いそろえる必要はありません。

むき身ならハサミを省き、残る殻に合わせて器を用意

道具を減らす目安は、食べるときに殻を切るかどうかです。身を取り出す加工が済んでいれば、食卓で切る作業を省けます。

  • 殻のないむき身:食べるためのハサミと殻入れは不要。取り皿と箸を用意する。
  • 持ち手の殻が残るむき身:持ち手を切らずに食べるならハサミは不要。殻用の小皿を添える。
  • 半むき身:残った殻を入れる器を用意する。爪や肩に切る部分があればハサミも置く。
  • 殻付きの脚や姿:ハサミと殻入れを用意する。先に身を出して盛るなら、切る道具は台所に置ける。

席に着く前に、殻を切る場所と器を整える

殻を切る作業は台所で先に済ませるか、食卓で楽しむかを決めます。台所で身を取り出して盛れば、食卓には取り皿と箸を中心に並べられます。食卓でむくなら、殻入れを手の届く位置へ。

冷凍のカニは、道具を並べるより前に解凍の予定を立てておきましょう。始める時刻と手順は冷凍カニの解凍、食べる日からどう逆算する?へ。食卓の支度まで済ませて、ゆっくりカニを味わってください。

よくある質問

カニ専用のハサミは必ず必要ですか?

必須ではありません。カニの殻に使えるキッチンばさみで準備できます。家のハサミの用途を確認し、硬くて切れない部分は無理に切らないようにしましょう。

カニフォークがないときはどう食べますか?

殻を切って身を取り出しやすくし、箸で取り分ける方法があります。細い穴に箸を押し込むより、先に殻を開いておくと食べやすくなります。

殻入れ用の器を買う必要はありますか?

家にある鉢や深皿を使えます。食べる身の取り皿とは分け、殻をむく人の手が届く場所へ置きましょう。